文献詳細
今月の主題 内科臨床における心身医療
疾患・症候をどう診るか
文献概要
ポイント
●心身症としての気管支喘息は,アレルギー性因子や感染性因子の関与が否定されたものだけにみられるのではない.つまり,除外診断によるのではなく,心理・社会的因子の関与が大きいという積極的診断によるものである.
●重症・難治性喘息には,心身医学的な治療を必要とするものが多い.
●心身医学的な治療を成功させるためには,個々の症例に関与している心理・社会的な問題だけではなく,その症例のパーソナリティの発達段階,自我の強さ,環境状況なども考慮に入れて,より適切な治療法を選ぶことが大切である.
●心身症としての気管支喘息は,アレルギー性因子や感染性因子の関与が否定されたものだけにみられるのではない.つまり,除外診断によるのではなく,心理・社会的因子の関与が大きいという積極的診断によるものである.
●重症・難治性喘息には,心身医学的な治療を必要とするものが多い.
●心身医学的な治療を成功させるためには,個々の症例に関与している心理・社会的な問題だけではなく,その症例のパーソナリティの発達段階,自我の強さ,環境状況なども考慮に入れて,より適切な治療法を選ぶことが大切である.
掲載誌情報