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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻6号

1995年06月発行

今月の主題 内科臨床における心身医療

疾患・症候をどう診るか

不眠症

著者: 山岡昌之1

所属機関: 1九段坂病院心療内科

ページ範囲:P.1101 - P.1103

文献概要

ポイント
●不眠症患者の診察では,大半の症例が,詳しい問診だけで睡眠障害の分類と原疾患の診断がつくので,問診をおろそかにしてはいけない.また,その患者の診断が,ICSDの中でどこに位置するかを考えながら問診する.
●不規則なライフスタイルは,概日リズム睡眠障害の引き金となり得る.
●不眠症の治療は,原疾患の治療(例えば,気分障害〔うつ病〕であれば抗うつ薬投与など)と同時に,不眠の出現様式(入眠障害,中途覚醒,早朝覚醒,熟眠障害)に応じた睡眠薬による対症療法が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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