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文献概要
今月の主題 内科臨床における心身医療 疾患・症候をどう診るか
テクノストレス症候群
著者: 河野慶三1
所属機関: 1富士ゼロックス(株)健康推進センター
ページ範囲:P.1119 - P.1121
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●テクノストレスのストレッサーはコンピュータ作業に従事することで,ストレス反応には,「テクノ不安症」と「テクノ依存症」の2つがある(C.Brod,1984).
●「テクノ依存症」は,今までに知られていない新しい病態として注目されるが,わが国ではその頻度は低い.
●テクノストレス症候群は,①コンピュータ作業への不適応,②コンピュータ作業への過剰適応,③VDT作業の健康影響,の3群に分けるのが実際的である.
●テクノストレス症候群は「業務に関連して起きる健康障害」であり,「作業環境管理」「作業管理」を適切に行うことが,最も有用な対応方法である.
●テクノストレスのストレッサーはコンピュータ作業に従事することで,ストレス反応には,「テクノ不安症」と「テクノ依存症」の2つがある(C.Brod,1984).
●「テクノ依存症」は,今までに知られていない新しい病態として注目されるが,わが国ではその頻度は低い.
●テクノストレス症候群は,①コンピュータ作業への不適応,②コンピュータ作業への過剰適応,③VDT作業の健康影響,の3群に分けるのが実際的である.
●テクノストレス症候群は「業務に関連して起きる健康障害」であり,「作業環境管理」「作業管理」を適切に行うことが,最も有用な対応方法である.
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