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文献概要
今月の主題 内科臨床における心身医療 内科医にもできる心身医学的治療法
自律訓練法
著者: 佐々木雄二1
所属機関: 1筑波大学心理学系
ページ範囲:P.1130 - P.1132
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●自律訓練法は,非特異的治療法として,心身症全般に用いられる.
●なかでも,標準練習の四肢重・温感練習が基本である.
●練習の習得には,「受動的注意集中(passive concentration)」という特有の注意集中が大切である(本文参照).
●治療的効果を得るためには,毎日2〜3セッションの練習を,3カ月以上継続する必要がある.
●標準練習の心臓調整練習からさきの練習は,疾患の種類によっては禁忌の場合があるので,注意を要する.
●自律訓練法は,非特異的治療法として,心身症全般に用いられる.
●なかでも,標準練習の四肢重・温感練習が基本である.
●練習の習得には,「受動的注意集中(passive concentration)」という特有の注意集中が大切である(本文参照).
●治療的効果を得るためには,毎日2〜3セッションの練習を,3カ月以上継続する必要がある.
●標準練習の心臓調整練習からさきの練習は,疾患の種類によっては禁忌の場合があるので,注意を要する.
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