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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻6号

1995年06月発行

今月の主題 内科臨床における心身医療

内科的治療をより効果的にする専門的治療法

家族療法

著者: 村山隆志1

所属機関: 1JR東京総合病院小児科

ページ範囲:P.1150 - P.1152

文献概要

ポイント
●家族療法には様々な手技手法があるが,一般心理療法においても家族とのかかわりは必然的に起こり,広い意味での家族療法的考えは必要である.
●家族とかかわる上でシステム論的家族論は有益である.
●症状をもつ人は,「たまたま患者にされた人」という意味合いがある.
●その症状は単なる医療機関への入場券に過ぎないこともあり,その症状のみにとらわれ,また,犯人探しをしても意味はない.
●医療者は家族の特定の人と連携を結ぶことなく,調整役を果たすことが肝要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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