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今月の主題 内科臨床における心身医療 内科臨床にかかわるトピックス
光フィードバック—不眠・軽症うつ病への適用
著者: 熊野宏昭1 堀江はるみ1 安士光男2
所属機関: 1東京大学医学部心療内科(分院) 2パイオニア(株)移動体通信研究所
ページ範囲:P.1167 - P.1169
文献購入ページに移動●心身がリラックスしているときの脳波は,α波とθ波が増える.
●光フィードバックは「α波の増強が心身のリラクセーションを引き起こす」という仮説に基づいて開発された方法である.
●不眠症に対しては,入眠困難,早朝覚醒などの症状が実際に認められる例に対して効果を示すことが多い.
●うつ病に対する治療機序は,リラクセーションでなくアクティベーションと言い得る状態を引き起こすことによる可能性がある.
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