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グラフ 検査・診断のためのCurrent Technology—原理と臨床的意義・6
DNAシークエンシング
著者: 土橋洋1
所属機関: 1大阪大学微生物病研究所発癌制御研究分野
ページ範囲:P.1219 - P.1223
文献購入ページに移動 DNAシークエンシングとはDNAを構成する4種の塩基,アデニン(adenine:A),チミン(thymine:T),グアニン(guanine:G),シトシン(cytosine:C)の配列を決定する実験方法である.その目的としては,①未知の遺伝子の配列を決定する,②既知の遺伝子の断片をファージ,プラスミドのベクターに挿入した場合,それが期待通りに挿入されているかを確認する,などである.方法には何種類かあるが,サンガー法(ダイデオキシ法)が一般的なので,最近普及しつつある自動シークエンス法(autosequencing)も含めて説明する.
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