文献詳細
文献概要
今月の主題 高齢者医療の新しい視点 痴呆の鑑別と医学的・社会的対応
痴呆の鑑別診断
著者: 平井俊策1
所属機関: 1群馬大学医学部神経内科
ページ範囲:P.1363 - P.1365
文献購入ページに移動ポイント
●痴呆の鑑別上まずtreatable dementiaを見逃さないように注意すべきである.
●痴呆の8〜9割はアルツハイマー型痴呆と脳血管性痴呆で占められる.
●鑑別に重要なのはまず神経症候の有無と発症様式であり,神経所見と痴呆の発症の時間的関係も大切である.
●さらに痴呆の特徴と随伴精神・神経症候の特徴ならびに画像検査,診断マーカーなどの補助検査の所見を総合して鑑別する.
●痴呆の鑑別上まずtreatable dementiaを見逃さないように注意すべきである.
●痴呆の8〜9割はアルツハイマー型痴呆と脳血管性痴呆で占められる.
●鑑別に重要なのはまず神経症候の有無と発症様式であり,神経所見と痴呆の発症の時間的関係も大切である.
●さらに痴呆の特徴と随伴精神・神経症候の特徴ならびに画像検査,診断マーカーなどの補助検査の所見を総合して鑑別する.
掲載誌情報