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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻8号

1995年08月発行

文献概要

今月の主題 急性心筋梗塞Q&A 発生機序と病態をめぐって

なぜ不安定狭心症は急性心筋梗塞症に移行しやすいか

著者: 野々木宏1

所属機関: 1国立循環器病センター心臓内科(内科系心臓集中治療科)

ページ範囲:P.1469 - P.1471

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ポイント
●不安定狭心症の病態は多様である.
●薬物治療抵抗性のもので発作時にST上昇をきたすものは血栓が関与する.
●血栓の関与は,冠動脈造影,内視鏡,病理像,ヘパリンやアスピリンによる病像の安定化から明らかとなる.
●不安定狭心症と急性心筋梗塞症の病態は共通するところが多く,急性冠動脈症候群と呼ばれる.そのため,不安定狭心症から急性心筋梗塞症への移行は生じやすい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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