文献詳細
文献概要
今月の主題 急性心筋梗塞Q&A 発生機序と病態をめぐって
再灌流障害はなぜ起こるか
著者: 片桐敬1
所属機関: 1昭和大学医学部第3内科
ページ範囲:P.1479 - P.1481
文献購入ページに移動ポイント
●虚血再灌流障害は,虚血による心筋傷害,特に筋鞘や小胞体などの膜性微小器官の崩壊がある程度進行しているところに動脈血が再灌流され,大量の酸素とCa2+が供給されることにより発生する.
●スーパーオキシド,過酸化水素,ヒドロキシラジカルなどの酸素由来のフリーラジカルの発生により,膜のリン脂質の過酸化反応と透過性亢進が起こり,Ca2+などのイオンが細胞内に異常流入して過収縮帯を生じ,虚血心筋を物理的に引き裂く.
●大量に流入したCa2+は,Ca2+依存性反応を亢進させて虚血心筋の消化を促進し,また心室細動などの致死性不整脈を発生させる.
●虚血再灌流障害は,虚血による心筋傷害,特に筋鞘や小胞体などの膜性微小器官の崩壊がある程度進行しているところに動脈血が再灌流され,大量の酸素とCa2+が供給されることにより発生する.
●スーパーオキシド,過酸化水素,ヒドロキシラジカルなどの酸素由来のフリーラジカルの発生により,膜のリン脂質の過酸化反応と透過性亢進が起こり,Ca2+などのイオンが細胞内に異常流入して過収縮帯を生じ,虚血心筋を物理的に引き裂く.
●大量に流入したCa2+は,Ca2+依存性反応を亢進させて虚血心筋の消化を促進し,また心室細動などの致死性不整脈を発生させる.
掲載誌情報