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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻8号

1995年08月発行

文献概要

今月の主題 急性心筋梗塞Q&A 急性心筋梗塞診断の進歩

急性期に予後をどれだけ推定できるか

著者: 落合正彦1 一色高明1

所属機関: 1帝京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1496 - P.1498

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ポイント
●再灌流成功後の急性期に施行可能な予後推定手段としては,12誘導心電図によるSTレベルのモニタリング,心筋コントラストエコー法,ドプラガイドワイヤなどがある.
●再灌流時持続性ST再上昇の出現は,慢性期左室機能障害と関連する再灌流障害の簡便かつ有力な指標である.
●再灌流障害の機序としては心筋コントラストエコー法,ドプラガイドワイヤなどによる検討から,再灌流時のno reflow phenomenonの関与が示唆される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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