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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻8号

1995年08月発行

文献概要

今月の主題 急性心筋梗塞Q&A 再灌流療法

血栓溶解薬投与は静注がよいか冠注がよいか

著者: 中川義久1 野坂秀行1 延吉正清1

所属機関: 1小倉記念病院循環器科

ページ範囲:P.1520 - P.1522

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ポイント
●冠注法のほうが静注法よりも再開通率は高い.
●冠注法では,冠動脈の状態を把握しながら血栓溶解療法を施行することができる.これは,その後の治療方針の選択,rescue PTCAの施行に有利である.
●静注法は冠注法に比べて簡便であり,特にmutant typeのt-PAに期待される.
●静注法を用いるか否かは,医学的側面のみでなく,救急医療全体の社会的問題でもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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