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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻8号

1995年08月発行

文献概要

今月の主題 急性心筋梗塞Q&A 急性心筋梗塞の合併症に対する治療

Swan-Ganzカテーテルによるモニタリングが不要な症例はどれか

著者: 鈴木紳1

所属機関: 1榊原記念病院循環器内科

ページ範囲:P.1552 - P.1554

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ポイント
●ポンプ失調を合併した急性心筋梗塞には,Swan-Ganzカテーテルによるモニタリングが治療方針の決定や効果判定の上で非常に役に立つ.
●しかし,CCUに収容される急性心筋梗塞の半数以上は,特に合併症もなく良好な経過をたどっている.
●Swan-Ganzカテーテル挿入に伴う合併症も皆無ではなく,ポンプ失調の重症度を臨床的にみたKillip分類と,血行動態の数値から分けたForrester分類とはよく相関するといわれているので,血行動態のモニタリングが必要な症例かどうかを臨床的に判断することが大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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