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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻8号

1995年08月発行

文献概要

今月の主題 急性心筋梗塞Q&A 急性心筋梗塞の合併症に対する治療

ポンプ失調を防止するには何が有効か—一般病院のCCUで何ができるか

著者: 佐藤光1 立石博信1

所属機関: 1広島市民病院循環器科

ページ範囲:P.1556 - P.1557

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ポイント
●左主幹部閉塞は,原則としてショックになる前の血行動態が安定しているうちに緊急CABGを行う.そして,側副血行路がよく発達していればPTCAを行う.
●ST降下型(non-Q波梗塞)心筋梗塞は,重症冠動脈疾患に対して基本的にはPTCAを行うが,拡張時にLMT閉塞以上の症例ではCABGを行う.
●ST上昇型心筋梗塞急性期には血栓溶解療法やPTCAを行う.しかし,ポンプ失調に陥りやすい症例に対しては,IABPやPCPSを併用しつつ,責任冠動脈の疎通を図る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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