文献詳細
文献概要
今月の主題 急性心筋梗塞Q&A 急性心筋梗塞の合併症に対する治療
心破裂は予防できるか
著者: 林田憲明1 向井済1
所属機関: 1聖路加国際病院内科
ページ範囲:P.1564 - P.1566
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●心破裂を確実に予防することはできない.
●予防する最も確率の高い方法は,急性心筋梗塞による左室心筋の障害を最小限にとどめることである.
●そのためには早期診断と再灌流療法による閉塞冠動脈の早期再開通が必要である.
●高齢者,女性,高血圧,初回1枝梗塞,発症後24時間以内が最も心破裂の起こりやすい条件である.
●予知するためには持続する胸部圧迫感,心室期外収縮,ST上昇の持続,心エコー図による局所壁運動低下,わずかな心嚢液貯留などが参考となる.
●心破裂を確実に予防することはできない.
●予防する最も確率の高い方法は,急性心筋梗塞による左室心筋の障害を最小限にとどめることである.
●そのためには早期診断と再灌流療法による閉塞冠動脈の早期再開通が必要である.
●高齢者,女性,高血圧,初回1枝梗塞,発症後24時間以内が最も心破裂の起こりやすい条件である.
●予知するためには持続する胸部圧迫感,心室期外収縮,ST上昇の持続,心エコー図による局所壁運動低下,わずかな心嚢液貯留などが参考となる.
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