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今月の主題 急性心筋梗塞Q&A 急性心筋梗塞の回復期・慢性期の予後
急性心筋梗塞回復期の再閉塞・再梗塞の予防には何が有効か
著者: 小川久雄1
所属機関: 1熊本大学医学部循環器内科
ページ範囲:P.1576 - P.1578
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●抗血小板薬であるアスピリンの少量投与が,心筋梗塞の早期死亡率および再発率の低下に有効であることが認められている.
●抗トロンビン作用を有する抗凝固薬,ヘパリンの静脈内投与は,血栓溶解療法の際には治療効果を増強し,ごく早期の再閉塞には効果が認められるため,一般にアスピリンと併用する形で使用されている.
●心筋梗塞患者において,ACE阻害薬の再梗塞予防効果が認められている.
●Ca拮抗薬であるジルチアゼムは,non-Q-wave infarctionの再梗塞に対して予防効果があることが証明されている.
●β遮断薬は心死亡率の改善,突然死の予防のみならず,再梗塞の予防にも有効である.
●抗血小板薬であるアスピリンの少量投与が,心筋梗塞の早期死亡率および再発率の低下に有効であることが認められている.
●抗トロンビン作用を有する抗凝固薬,ヘパリンの静脈内投与は,血栓溶解療法の際には治療効果を増強し,ごく早期の再閉塞には効果が認められるため,一般にアスピリンと併用する形で使用されている.
●心筋梗塞患者において,ACE阻害薬の再梗塞予防効果が認められている.
●Ca拮抗薬であるジルチアゼムは,non-Q-wave infarctionの再梗塞に対して予防効果があることが証明されている.
●β遮断薬は心死亡率の改善,突然死の予防のみならず,再梗塞の予防にも有効である.
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