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文献概要
今月の主題 急性心筋梗塞Q&A 急性心筋梗塞の回復期・慢性期の予後
残存狭窄に対するPTCAの適応は何か
著者: 平山治雄1
所属機関: 1名古屋第二赤十字病院循環器センター内科
ページ範囲:P.1582 - P.1584
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●心筋梗塞の長期予後は,残存左心機能(梗塞範囲と逆相関)と,責任冠動脈病変の重症度,および非梗塞部位を支配する冠動脈病変の進行によって規定される.
●責任冠動脈の残存狭窄が軽度であるほど,心事故発生率は減少し長期予後は改善する.
●梗塞心筋のviabilityがある場合に高度残存狭窄に対するPTCAの適応がある.
●梗塞心筋のviabilityの判定には,現時点では心筋灌流シンチが最も有用である.
●心筋梗塞の長期予後は,残存左心機能(梗塞範囲と逆相関)と,責任冠動脈病変の重症度,および非梗塞部位を支配する冠動脈病変の進行によって規定される.
●責任冠動脈の残存狭窄が軽度であるほど,心事故発生率は減少し長期予後は改善する.
●梗塞心筋のviabilityがある場合に高度残存狭窄に対するPTCAの適応がある.
●梗塞心筋のviabilityの判定には,現時点では心筋灌流シンチが最も有用である.
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