文献詳細
文献概要
今月の主題 呼吸器疾患の画像診断 胸部X線写真
不均等陰影—区域性
著者: 赤川志のぶ1
所属機関: 1国立療養所東京病院呼吸器内科
ページ範囲:P.1698 - P.1701
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●区域性不均等陰影は気道および周囲病変,気道支配領域の細葉性病変およびその融合,周囲肺の過膨張や虚脱などの混合よりなる.
●急性気管支肺炎でよくみられるが,起炎菌に特徴的なX線所見はない.ただし,マイコプラズマでは2葉以上にわたり断続的に陰影がみられやすい.
●診断は,X線所見,臨床像,CT,検痰,血清学的検査などにより,総合的に下す.
●区域性不均等陰影は気道および周囲病変,気道支配領域の細葉性病変およびその融合,周囲肺の過膨張や虚脱などの混合よりなる.
●急性気管支肺炎でよくみられるが,起炎菌に特徴的なX線所見はない.ただし,マイコプラズマでは2葉以上にわたり断続的に陰影がみられやすい.
●診断は,X線所見,臨床像,CT,検痰,血清学的検査などにより,総合的に下す.
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