文献詳細
文献概要
今月の主題 呼吸器疾患の画像診断 胸部X線写真
縦隔陰影拡大
著者: 岩崎正之1 井上宏司1
所属機関: 1東海大学医学部外科学Ⅰ
ページ範囲:P.1780 - P.1782
文献購入ページに移動ポイント
●縦隔陰影拡大は,①腫瘍,②リンパ性疾患,③大血管関連疾患,④感染症で生じる.
●縦隔陰影の存在部位で疾患が限定されてくる.したがって,側面写真が重要である.
●片側性は,良性腫瘍や炎症によるものが多く,両側性は,悪性腫瘍が多い傾向がある.
●辺縁の不鮮明化は,肺への波及を示す.
●石灰化陰影(calcification)は,奇形腫(50%)や胸腺腫(10〜20%)で認められる.
●横隔神経麻痺は,動脈瘤や悪性腫瘍で認められることが多い.
●縦隔陰影拡大は,①腫瘍,②リンパ性疾患,③大血管関連疾患,④感染症で生じる.
●縦隔陰影の存在部位で疾患が限定されてくる.したがって,側面写真が重要である.
●片側性は,良性腫瘍や炎症によるものが多く,両側性は,悪性腫瘍が多い傾向がある.
●辺縁の不鮮明化は,肺への波及を示す.
●石灰化陰影(calcification)は,奇形腫(50%)や胸腺腫(10〜20%)で認められる.
●横隔神経麻痺は,動脈瘤や悪性腫瘍で認められることが多い.
掲載誌情報