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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻9号

1995年09月発行

今月の主題 呼吸器疾患の画像診断

胸部MRI

縦隔情報—肺癌

著者: 滝口恭男1 長尾啓一1 栗山喬之2

所属機関: 1千葉大学医学部肺癌研究施設内科 2千葉大学保健管理センター

ページ範囲:P.1818 - P.1820

文献概要

ポイント
●MRIは,①組織分解能に優れている,②任意の断層像が得られる,③造影剤なしで血管と他の組織を鑑別できる,などCTにはない特徴をもつ.
●肺癌の病期診断において,胸壁浸潤・心大血管浸潤・リンパ節転移などの評価に関してMRIはCTとほぼ同等の有用性がある.
●Pancoast腫瘍の進展範囲評価や#5,#7リンパ節の描出などのように,CTよりMRIが優れている場合もあり,CTとMRIを上手に組み合わせることが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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