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文献概要
今月の主題 抗生物質をどう使うか 抗生物質の投与に当たって
抗生物質投与前に何を行うか
著者: 西谷肇1
所属機関: 1帝京大学医学部第2内科
ページ範囲:P.8 - P.9
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●抗生物質の正しい使用には投与前の培養検体採取と,その検体のグラム染色による迅速診断が重要である.
●グラム染色は臨床医必修の技術である.
●グラム染色で肺炎球菌,髄膜炎菌,モラキセラ・カタラーリス,インフルエンザ菌,ブドウ球菌が同定可能である.
●血液培養は最低2回,できれば3回行う.
●血液培養は悪寒・戦慄・高熱など敗血症が疑われる場合,低体温・頻脈・頻呼吸など敗血症性ショックが疑われる場合,肺炎など原発病巣を持つ感染症の場合,免疫反応の低下している者・腎不全患者・老人で意識状態や全身症状が悪化した場合,入院時重症例に対して行う.
●抗生物質の正しい使用には投与前の培養検体採取と,その検体のグラム染色による迅速診断が重要である.
●グラム染色は臨床医必修の技術である.
●グラム染色で肺炎球菌,髄膜炎菌,モラキセラ・カタラーリス,インフルエンザ菌,ブドウ球菌が同定可能である.
●血液培養は最低2回,できれば3回行う.
●血液培養は悪寒・戦慄・高熱など敗血症が疑われる場合,低体温・頻脈・頻呼吸など敗血症性ショックが疑われる場合,肺炎など原発病巣を持つ感染症の場合,免疫反応の低下している者・腎不全患者・老人で意識状態や全身症状が悪化した場合,入院時重症例に対して行う.
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