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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻1号

1996年01月発行

今月の主題 抗生物質をどう使うか

抗生物質の投与に当たって

エンピリック・セラピーを開始する際には何を使うか

著者: 西信一1

所属機関: 1大阪市立大学医学部附属病院集中治療部

ページ範囲:P.18 - P.20

文献概要

ポイント
●エンピリック・セラピーとは統計,経験に基づいた初期選択治療である.
●腹膜炎のエンピリック・セラピーでは,CEZ(cefazolin sodium)+PIPC(piperacillinsodium),CMZ(cefmetazole sodium)+PIPC,FMOX(flomoxef sodium)が考えられる.
●肺炎のエンピリック・セラピーではアミノ配糖体とCMZの併用が考えられる.
●髄膜炎のエンピリック・セラピーではPIPCと第二世代セフェムの併用が考えられる.
●顆粒球減少症患者の感染のエンピリック・セラピーではcipfroxacinの単剤あるいは併用療法が考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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