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文献概要
今月の主題 抗生物質をどう使うか 抗生物質の正しい使い方
アミノ配糖体抗生物質をどう併用するか
著者: 岡田薫1
所属機関: 1九州大学医学部第1内科
ページ範囲:P.50 - P.52
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●アミノ配糖体系抗生物質は,抗菌作用,薬動力学,副作用の面など各薬剤間で共通点が多い.
●すべてのアミノ配糖体系抗生物質はPAEを有している.
●白血球数と機能が保持されていれば,1日1回投与法は理にかなった手段である.
●単独投与よりも,重症感染症での併用が一般的である.併用薬としては,β-ラクタム剤やカルバペネム系が最も多い.
●MRSA感染症に対するABK(arbekacin sulfate)の併用療法では,ABKの先行投与が良いとされている.
●長期連用を避け,血中濃度モニタリングで安全性と有用性を確認することが望ましい.
●アミノ配糖体系抗生物質は,抗菌作用,薬動力学,副作用の面など各薬剤間で共通点が多い.
●すべてのアミノ配糖体系抗生物質はPAEを有している.
●白血球数と機能が保持されていれば,1日1回投与法は理にかなった手段である.
●単独投与よりも,重症感染症での併用が一般的である.併用薬としては,β-ラクタム剤やカルバペネム系が最も多い.
●MRSA感染症に対するABK(arbekacin sulfate)の併用療法では,ABKの先行投与が良いとされている.
●長期連用を避け,血中濃度モニタリングで安全性と有用性を確認することが望ましい.
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