文献詳細
文献概要
今月の主題 抗生物質をどう使うか 感染症への具体的対応
細菌性髄膜炎に第三世代セフェムをどう投与するか,また副腎皮質ホルモンは投与するか
著者: 大石実1
所属機関: 1日本大学練馬光が丘病院神経内科
ページ範囲:P.83 - P.85
文献購入ページに移動ポイント
●細菌性髄膜炎ではグラム染色が重要であり,その結果により最も適した抗生物質を選ぶ.
●菌不明の場合は,幼児,小児,成人では第三世代セフェム(セフォタキシム,セフトリアキソン,セフタジジム)を単剤で用いる.
●年齢6週以上の乳幼児,小児で細菌性髄膜炎と考えられた場合,抗生物質投与開始直前か,同時にデキサメタゾン療法を開始する.
●抗生物質静注または筋注を開始後12〜24時間以上たってから,デキサメタゾン療法を開始しても意味がない.
●細菌性髄膜炎ではグラム染色が重要であり,その結果により最も適した抗生物質を選ぶ.
●菌不明の場合は,幼児,小児,成人では第三世代セフェム(セフォタキシム,セフトリアキソン,セフタジジム)を単剤で用いる.
●年齢6週以上の乳幼児,小児で細菌性髄膜炎と考えられた場合,抗生物質投与開始直前か,同時にデキサメタゾン療法を開始する.
●抗生物質静注または筋注を開始後12〜24時間以上たってから,デキサメタゾン療法を開始しても意味がない.
掲載誌情報