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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻1号

1996年01月発行

今月の主題 抗生物質をどう使うか

感染症への具体的対応

院内感染の診断と治療はどう行うか

著者: 徳江豊1 渡辺彰2

所属機関: 1国立がんセンター中央病院臨床検査部 2東北大学加齢医学研究所内科

ページ範囲:P.93 - P.95

文献概要

ポイント
●院内感染とは「病院内で播種された微生物による感染」である.
●院内感染の診断は臨床細菌学的知識とともに菌の検出・同定を行う細菌検査室の役割も重要である.
●院内感染のサーベイランスが重要であり,細菌の検出状況や年次推移の調査解析,薬剤感受性成績パターンの解析を組織的に行い,データを集積しておく必要がある.
●病院内での抗菌剤の使い方が院内感染の種類と重症度に大きくかかわっている.
●抗菌剤の作用機序と耐性機序を理解することが,より適切な抗菌剤の使用と耐性菌出現の予防に通ずる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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