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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻1号

1996年01月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質をどう使うか 海外旅行者のための感染症の知識

海外旅行者の感染予防対策と帰国後の下痢の対策をどうするか

著者: 一瀬休生1

所属機関: 1長崎大学熱帯医学研究所病原因子機能解析分野

ページ範囲:P.133 - P.135

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ポイント
●海外渡航歴の有無は感染症の診断に重要である.
●旅行者下痢症を起こす病原体としては細菌が最も多く,中でも毒素原性大腸菌が起因菌のトップを占め,次いでサルモネラ,カンピロバクター,赤痢菌などが多い.
●下痢便に好中球がみられない場合,抗生剤を必要としない疾患であることを示唆している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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