文献詳細
文献概要
今月の主題 抗生物質をどう使うか 海外旅行者のための感染症の知識
ラッサ熱とはどんな感染症か
著者: 永武毅1
所属機関: 1長崎大学熱帯医学研究所内科
ページ範囲:P.140 - P.141
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●ラッサ熱はマールブルグ病,エボラ出血熱とともに伝染力が強く,致命率も高いウイルス性出血熱である.
●ラッサ熱は野ネズミのマストミスの血液,尿,便,唾液などに汚染された飲食物の経口摂取により感染し,ヒトからヒトへは患者の吐物,血液,排泄物との接触や性的接触による.
●診断は流行地への旅行歴により本症を疑い,ウイルス分離や免疫蛍光法による抗体検査を行う.
●ラッサ熱はマールブルグ病,エボラ出血熱とともに伝染力が強く,致命率も高いウイルス性出血熱である.
●ラッサ熱は野ネズミのマストミスの血液,尿,便,唾液などに汚染された飲食物の経口摂取により感染し,ヒトからヒトへは患者の吐物,血液,排泄物との接触や性的接触による.
●診断は流行地への旅行歴により本症を疑い,ウイルス分離や免疫蛍光法による抗体検査を行う.
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