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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻1号

1996年01月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質をどう使うか 海外旅行者のための感染症の知識

ラッサ熱とはどんな感染症か

著者: 永武毅1

所属機関: 1長崎大学熱帯医学研究所内科

ページ範囲:P.140 - P.141

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ポイント
●ラッサ熱はマールブルグ病,エボラ出血熱とともに伝染力が強く,致命率も高いウイルス性出血熱である.
●ラッサ熱は野ネズミのマストミスの血液,尿,便,唾液などに汚染された飲食物の経口摂取により感染し,ヒトからヒトへは患者の吐物,血液,排泄物との接触や性的接触による.
●診断は流行地への旅行歴により本症を疑い,ウイルス分離や免疫蛍光法による抗体検査を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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