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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻1号

1996年01月発行

文献概要

カラーグラフ 塗抹標本をよく見よう・1

赤血球の異常・1

著者: 久保西一郎1 藤田智代2 浜田恭子3 高橋功3 三好勇夫1

所属機関: 1高知医科大学第3内科 2高知医科大学付属病院中央検査部 3高知県立中央病院中央検査部

ページ範囲:P.157 - P.159

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 図1は末梢血塗抹標本のギムザ染色である.この染色標本により私たちは容易に赤血球,白血球,血小板の形態を観察することができる.血液疾患の多くは,これらの細胞が異常を起こすことによって生じることから,血液塗抹標本の観察はその診断に大変重要である.
 一方,血液疾患以外の病気の場合においても,赤血球,白血球,あるいは血小板の異常がしばしば認められ,塗抹標本の注意深い観察によって,これらの疾患の診断や,病態の理解に役立つ大変有用な情報を得ることができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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