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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻10号

1996年10月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための痴呆の最新知識 脳血管性痴呆

限局性病変による痴呆

著者: 秋口一郎1

所属機関: 1京都大学医学部附属病院神経内科

ページ範囲:P.1854 - P.1856

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ポイント
●限局性病変による痴呆は,①視床型,②海馬型,③側頭葉皮質下型,④前頭葉皮質下型,⑤その他に分けられる.
●①〜③は主に梗塞,一部出血(血腫)により出現し,④はくも膜下出血やそれに伴う血腫により好発する.いずれも急性発症で優位側病変が多い.
●これらの多くの患者では一般に脳梗塞であれ脳出血であれ,急性期の傾眠,自発性低下,confusionのあとにエピソード記憶ないし生活記憶の障害(健忘)を主訴として外来を訪れる場合がほとんどである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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