icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina33巻10号

1996年10月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための痴呆の最新知識 脳血管性痴呆

ビンスワンガー病

著者: 山之内博1

所属機関: 1東京都老人医療センター神経内科

ページ範囲:P.1857 - P.1859

文献購入ページに移動
ポイント
●ビンスワンガー病(一型白質脳症)は脳血管性痴呆の代表的なものの一つである.
●本症は大脳白質が広汎に障害されるのが特徴であり,高血圧との関連が強く,高齢者に比較的多い.
●CT/MRI検査で大脳白質の広汎な異常を示すが,逆に画像上のこうした異常が本症を示すとは限らない.
●臨床像はアルツハイマー病とはかなり異なり,また,仮性球麻痺,パーキンソニズム,失禁などを伴うことが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?