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文献概要
今月の主題 内科医のための痴呆の最新知識 治療困難な痴呆—変性型痴呆性疾患
運動ニューロン疾患と痴呆
著者: 村上信之1
所属機関: 1国立療養所東名古屋病院神経内科
ページ範囲:P.1881 - P.1883
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●運動ニューロン疾患にはいろいろな疾患があるが,筋萎縮性側索硬化症がその代表的なものである.
●筋萎縮性側索硬化症は,原則として痴呆を呈することはない.
●「痴呆を伴う筋萎縮性側索硬化症」は一つの疾患単位として提唱されており,この疾患単位には非定型例など変異が認められる.
●病理学的にアルツハイマー神経原線維変化を認める筋萎縮性側索硬化症が存在し,それは通常紀伊半島やグアム島などの多発地によく認められるものである.
●運動ニューロン疾患にはいろいろな疾患があるが,筋萎縮性側索硬化症がその代表的なものである.
●筋萎縮性側索硬化症は,原則として痴呆を呈することはない.
●「痴呆を伴う筋萎縮性側索硬化症」は一つの疾患単位として提唱されており,この疾患単位には非定型例など変異が認められる.
●病理学的にアルツハイマー神経原線維変化を認める筋萎縮性側索硬化症が存在し,それは通常紀伊半島やグアム島などの多発地によく認められるものである.
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