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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻10号

1996年10月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための痴呆の最新知識 治療可能な原因による痴呆症状

内科疾患に伴う痴呆

著者: 宇高不可思1 西中和人1 亀山正邦1

所属機関: 1住友病院神経内科

ページ範囲:P.1909 - P.1911

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ポイント
●内科疾患に伴う痴呆ないし痴呆様状態は,臨床実地上の概念である.原因疾患は多岐にわたり,“治療可能な痴呆”の多くはこれに含まれる.
●内科疾患に伴う痴呆ないし痴呆様状態は,高齢者に多く,アルツハイマー型や脳血管性痴呆に合併する場合もある.
●臨床的特徴は,経過が短い,症候の日差・日内変動が大きい,痴呆の中核症候である記憶障害は比較的軽い,原疾患による身体症候や神経症候を伴うことが多いなどであり,早期発見,早期治療が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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