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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻10号

1996年10月発行

今月の主題 内科医のための痴呆の最新知識

痴呆の予知・予測・予防

痴呆を予防するライフスタイル—1次予防の試み

著者: 近藤喜代太郎1

所属機関: 1北海道大学医学部公衆衛生学講座

ページ範囲:P.1943 - P.1945

文献概要

ポイント
●老年期痴呆も「成人病」であり,遺伝素因と半生にわたるライフスタイルの中で徐々に起こる.
●痴呆の危険要因には,その脳病変の要因のほか,脳病変の機序と関係なく痴呆化を促す非特異的要因があり,精神活動と運動の不活発,頭部外傷がその例である.
●誰でもボケたくないというが,痴呆の1次予防は直接の保健課題というよりも,心身ともに健やかに有意義な生涯をおくるなかで,結果的に達成されるものかもしれない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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