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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻11号

1996年11月発行

文献概要

今月の主題 心エコーToday どう診断するか—効果的な心エコー法の組み合わせ 形態異常の診断

先天性心疾患

著者: 里見元義1 安河内聰1 岩崎康1 汲由喜宏1

所属機関: 1長野県立こども病院循環器内科

ページ範囲:P.2082 - P.2085

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ポイント
●形態上のバランスの乱れをみる:正常心では左右のバランスのとれた形をしている.左右の心房のバランス,左右の心室のバランスがくずれた形態をみた場合に,先天性心疾患の診断のきっかけとなることが多い.
●血流の乱れをみる:正常心では心内と大血管内の血流は乱流を生じることはない.血流の乱れをみた場合には,短絡,逆流,狭窄のいずれかを考える.
●形態と血行動態を統合的に診断する:形態と血流は別個のものではなく,血流の乱れは形態の乱れのために必然的に起こってくるものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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