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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻11号

1996年11月発行

今月の主題 心エコーToday

どう診断するか—効果的な心エコー法の組み合わせ 機能異常の診断

心室の収縮機能と拡張機能

著者: 竹中克1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.2087 - P.2089

文献概要

ポイント
●心室機能の評価には,容積と圧の情報が必要である.
●左室容積の測定法には,左室形態を楕円体と仮定する方法と仮定をおかないSimpson法とがある.
●心拍出量は,心エコー法あるいはドプラ法により算出される.
●左室収縮能の簡便な指標は,前負荷と後負荷の影響を受けることを念頭に置いて使用すべきである.
●左室拡張能を評価する新しい方法として,Mモードカラードプラ法による左室内血流伝播速度や,心筋ドプラ法による左室局所の壁運動速度などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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