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今月の主題 心エコーToday どう診断するか—効果的な心エコー法の組み合わせ 機能異常の診断
心血管の内圧測定
著者: 岩瀬正嗣1
所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部循環器内科
ページ範囲:P.2090 - P.2096
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●連続波ドプラ法を用いれば圧較差の評価が可能である.特に三尖弁逆流血流の最高流速から,簡易Bernoulli式(P=4V2)により右室・右房間の圧較差を求めることは比較的容易である.右室ないしは肺動脈収縮期圧の評価には,右房圧として単純に10mmHgを加えるだけでも充分なことが多い.
●健常人でもしばしば三尖弁逆流血流を検出できることがあるが,その場合には最高流速が2.5m/sec(圧較差25mmHg)以下であり,有意な肺高血圧の存在を否定することが可能となる.
●連続波ドプラ法を用いれば圧較差の評価が可能である.特に三尖弁逆流血流の最高流速から,簡易Bernoulli式(P=4V2)により右室・右房間の圧較差を求めることは比較的容易である.右室ないしは肺動脈収縮期圧の評価には,右房圧として単純に10mmHgを加えるだけでも充分なことが多い.
●健常人でもしばしば三尖弁逆流血流を検出できることがあるが,その場合には最高流速が2.5m/sec(圧較差25mmHg)以下であり,有意な肺高血圧の存在を否定することが可能となる.
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