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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻11号

1996年11月発行

今月の主題 心エコーToday

どう診断するか—効果的な心エコー法の組み合わせ 機能異常の診断

心臓内の血流動態

著者: 水重克文1 舛形尚1

所属機関: 1香川医科大学第2内科

ページ範囲:P.2098 - P.2101

文献概要

ポイント
●経静脈性コントラストエコー法では,エコー源である微小気泡が血流に沿って拡散することにより,血流自体が可視化でき,心腔内の血液流路と広がりを正確に知ることができる.
●心筋梗塞などでの壁運動異常によって,左室内血流路にも異常を生じ,左室内局所での血液うっ滞,左室壁在血栓形成の危険性を評価できる.
●左心耳コントラストエコーの観察から左心耳内血栓形成を予測できる.
●左室内のコントラストエコーの経時曲線の解析から左心機能の評価も可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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