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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻11号

1996年11月発行

文献概要

今月の主題 心エコーToday 虚血性心疾患の診断と治療への応用

冠動脈硬化症と血管内エコー法・ドプラ法

著者: 山岸正和1 宮武邦夫1

所属機関: 1国立循環器病センター内科心臓部門

ページ範囲:P.2123 - P.2127

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ポイント
●血管内エコー法により正常冠動脈を観察すると,血管内腔に隣接して薄い一層の高輝度エコー層を認め,これに続く低輝度エコー層は存在しても極めて薄い.
●動脈硬化が進展すると,高輝度エコー層の拡大を認める.低輝度エコー層が血管中膜を必ずしも反映するとは限らない.
●冠動脈スパスム発症部位では軽度の内膜肥厚が観察され,スパスム発生と動脈硬化の関連が推察される.
●血管内ドプラ法による冠血流速の測定から“連続の式”を応用した冠動脈狭窄度の算出が可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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