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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻11号

1996年11月発行

文献概要

今月の主題 心エコーToday その他の循環器疾患の診断と治療への応用

解離性大動脈瘤

著者: 許俊鋭1 松村誠1 尾本良三1

所属機関: 1埼玉医科大学第1外科

ページ範囲:P.2164 - P.2167

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ポイント
●Stanford A型の急性大動脈解離は緊急手術が必要である.
●急性期の診断は,経食道心エコー図を含む心エコー図検査が最有力である.
●心エコー図検査では心嚢水貯留,大動脈逆流,大動脈弁輪郭大,上行大動脈の解離所見(intimal flap),あるいは頸動脈・大腿動脈・腹部大動脈の解離所見をチェックする.
●上行大動脈上部は,経食道心エコー図では観察不能なecho blind areaとなっている.
●新しい大動脈解離に対する超音波診断法として,心腔内エコー(intracardiac ultra-sound:ICUS)が臨床に導入された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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