文献詳細
文献概要
今月の主題 心エコーToday その他の循環器疾患の診断と治療への応用
心臓腫瘍
著者: 筒井洋1 宮武邦夫1
所属機関: 1国立循環器病センター内科心臓部門
ページ範囲:P.2172 - P.2174
文献購入ページに移動ポイント
●断層心エコー図法で心腔内に腫瘤を確認した場合,まず腫瘤表面の性状,内部エコー,付着部,可動性を観察する.
●腫瘤の観察にとどまらず周辺組織,心嚢水や心外膜肥厚の有無を観察し,超音波ドプラ法により血行動態の評価も行う.
●経胸壁心エコーの後,経食道エコー法,CT,MRIなどを施行し,周辺臓器を含めたより詳細な観察を行う.
●原発性心臓腫瘍の8割は良性で,組織型では粘液腫が最も多い.
●断層心エコー図法で心腔内に腫瘤を確認した場合,まず腫瘤表面の性状,内部エコー,付着部,可動性を観察する.
●腫瘤の観察にとどまらず周辺組織,心嚢水や心外膜肥厚の有無を観察し,超音波ドプラ法により血行動態の評価も行う.
●経胸壁心エコーの後,経食道エコー法,CT,MRIなどを施行し,周辺臓器を含めたより詳細な観察を行う.
●原発性心臓腫瘍の8割は良性で,組織型では粘液腫が最も多い.
掲載誌情報