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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略

循環器疾患治療薬 硝酸薬(狭心症治療薬・心不全治療薬)

ニトロダームTTS(チバガイギー)

著者: 小早川直1 百村伸一1

所属機関: 1東京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.29 - P.29

文献概要

臨床薬理
●作用機序:ニトロールR®の項を参照.
●吸収・分布・代謝・排泄:本剤はニトログリセリン25mgを含有する貼付剤で,ヒトの皮膚に24時間貼付したとき,約5mgを放出する.放出制御膜によって,皮膚の損傷など透過性が高い場合にも,吸収速度が一定となるように設計されている.皮膚から吸収されたニトログリセリンは,肝臓での初回通過効果を受けず全身循環に入り,貼付1時間後から24時間後に除去するまで安定した血中濃度を保つ.除去後はほぼ1時間以内に血中から消失する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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