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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

文献概要

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 循環器疾患治療薬 β遮断薬(降圧薬・狭心症治療薬・不整脈治療薬)

アルマール(住友)

著者: 横田慶之1

所属機関: 1神戸大学医学部保健学科

ページ範囲:P.50 - P.51

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 β遮断薬投与時には代償性にα作用が亢進し,降圧作用を減弱させたり,狭心症状の増悪などの副作用をきたすことがある.ゆえにβ遮断薬の循環調節作用にα遮断作用が加われば,その有用性はさらに増すものと期待される.また,α遮断作用は代謝系,特にβ遮断薬による脂質代謝の悪影響を相殺するメリットも期待できる.
 アルマール®(塩酸アロチノロール)は本邦で開発された,α1遮断作用を有し,内因性交感神経遮断作用と膜安定化作用のない非選択性β遮断薬であり,Prichard分類1)III類,4群に属する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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