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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略

消化器疾患治療薬 潰瘍病巣保護薬(消化性潰瘍・胃炎治療薬)

アルサルミン(中外)

著者: 宮原透1

所属機関: 1防衛医科大学校第2内科

ページ範囲:P.105 - P.105

文献概要

臨床薬理
●作用機序:スクラルファートは,胃または十二指腸病変部を選択的に被覆保護することによって,結果的に粘膜抵抗性を高め,他方ではペプシンの基質蛋白と結合し,酸・ペプシンの攻撃を防ぐことによって,病変部の自然治癒を促進するものと考えられている.最近ではプロスタグランジン生成促進作用,EGF(epidermal growth factor,表皮細胞成長因子),FGF(fibroblast growth fac-tor,線維芽細胞成長因子)の効果増強作用などの報告もみられ,新たな作用も見いだされている.
●血中濃度モニタリング:臨床的には不要.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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