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増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 消化器疾患治療薬 潰瘍病巣保護薬(消化性潰瘍・胃炎治療薬)
アルロイドG(共成—カイゲン)
著者: 宮原透1
所属機関: 1防衛医科大学校第2内科
ページ範囲:P.107 - P.107
文献購入ページに移動 臨床薬理
●作用機序:本剤は5%アルギン酸ナトリウム液剤であり,アルギン酸は昆布などに含まれる高分子電解質であり,このアルカリ塩はコロイド的性格をもち種々の薬理作用を有する.そのうち粘膜保護作用と止血作用は次の機序が確認されている.【粘膜保護作用】①粘膜被覆,②PD減少の抑制,③粘膜血流の増加,④胃粘膜ヘキソサミン量増加作用.【止血作用】①圧迫止血・血液拡散抑制,②血小板凝集・粘着,③フィブリン形成促進,④赤血球凝集,⑤線溶抑制.
●血中濃度モニタリング:アルギン酸ナトリウムは高分子で,吸収されないため必要はない.
●作用機序:本剤は5%アルギン酸ナトリウム液剤であり,アルギン酸は昆布などに含まれる高分子電解質であり,このアルカリ塩はコロイド的性格をもち種々の薬理作用を有する.そのうち粘膜保護作用と止血作用は次の機序が確認されている.【粘膜保護作用】①粘膜被覆,②PD減少の抑制,③粘膜血流の増加,④胃粘膜ヘキソサミン量増加作用.【止血作用】①圧迫止血・血液拡散抑制,②血小板凝集・粘着,③フィブリン形成促進,④赤血球凝集,⑤線溶抑制.
●血中濃度モニタリング:アルギン酸ナトリウムは高分子で,吸収されないため必要はない.
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