文献詳細
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
消化器疾患治療薬 消化管運動亢進薬・調律薬・鎮痙薬
文献概要
臨床薬理
●作用機序:抗ドパミン作用を有する薬剤であり,血液—脳関門を通過する.延髄の第4脳室底に存在するchemoreceptor trigger zone(CTZ)に作用して,悪心・嘔吐を強く抑制する.また,消化管の迷走神経末端部に関与するドパミンレセプターを阻害し,アセチルコリン遊離促進作用を発現することから,下部食道括約筋(LES)圧の上昇,胃排出促進などを惹起する.
●血中濃度モニタリング:特に臨床上必要となることはない.
●作用機序:抗ドパミン作用を有する薬剤であり,血液—脳関門を通過する.延髄の第4脳室底に存在するchemoreceptor trigger zone(CTZ)に作用して,悪心・嘔吐を強く抑制する.また,消化管の迷走神経末端部に関与するドパミンレセプターを阻害し,アセチルコリン遊離促進作用を発現することから,下部食道括約筋(LES)圧の上昇,胃排出促進などを惹起する.
●血中濃度モニタリング:特に臨床上必要となることはない.
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