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文献概要
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 消化器疾患治療薬 緩下剤
マグコロールP(堀井)
著者: 小林清典1
所属機関: 1北里大学東病院消化器内科
ページ範囲:P.131 - P.131
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●作用機序:本剤は,マグネシウムの薬理作用にもとつく塩類下剤であり,体液に比べ高張である.マグネシウムは胃腸管よりの吸収が困難であるため,腸壁は半透膜として作用し,この塩類の内容物が体液と等張になるまで,水分は循環器系から腸管内に移行する.その結果,腸管内の水分量が著しく増加し,腸内容物が水溶化され容積が増大し,大腸運動を促進して排便にいたる.
●血中濃度モニタリング:本剤は血中にほとんど吸収されないので,血中濃度のモニタリングは特に必要としない.
●作用機序:本剤は,マグネシウムの薬理作用にもとつく塩類下剤であり,体液に比べ高張である.マグネシウムは胃腸管よりの吸収が困難であるため,腸壁は半透膜として作用し,この塩類の内容物が体液と等張になるまで,水分は循環器系から腸管内に移行する.その結果,腸管内の水分量が著しく増加し,腸内容物が水溶化され容積が増大し,大腸運動を促進して排便にいたる.
●血中濃度モニタリング:本剤は血中にほとんど吸収されないので,血中濃度のモニタリングは特に必要としない.
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