文献詳細
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
消化器疾患治療薬 緩下剤
文献概要
臨床薬理
●作用機序:本剤は,マグネシウムの薬理作用にもとつく塩類下剤であり,体液に比べ高張である.マグネシウムは胃腸管よりの吸収が困難であるため,腸壁は半透膜として作用し,この塩類の内容物が体液と等張になるまで,水分は循環器系から腸管内に移行する.その結果,腸管内の水分量が著しく増加し,腸内容物が水溶化され容積が増大し,大腸運動を促進して排便にいたる.
●血中濃度モニタリング:本剤は血中にほとんど吸収されないので,血中濃度のモニタリングは特に必要としない.
●作用機序:本剤は,マグネシウムの薬理作用にもとつく塩類下剤であり,体液に比べ高張である.マグネシウムは胃腸管よりの吸収が困難であるため,腸壁は半透膜として作用し,この塩類の内容物が体液と等張になるまで,水分は循環器系から腸管内に移行する.その結果,腸管内の水分量が著しく増加し,腸内容物が水溶化され容積が増大し,大腸運動を促進して排便にいたる.
●血中濃度モニタリング:本剤は血中にほとんど吸収されないので,血中濃度のモニタリングは特に必要としない.
掲載誌情報