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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

文献概要

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 神経・筋疾患治療薬 抗てんかん薬

テグレトール(チバガイギー)

著者: 伊藤直樹1

所属機関: 1中村記念病院神経内科

ページ範囲:P.169 - P.169

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臨床薬理
●作用機序:不明な点が多いが,フェニトインと同様,Naイオンチャンネルの不活性化を延長させ,また,シナプス膜へのCaイオンの流入を抑制するといわれている.代謝産物であるcarba-mazepine epoxideも抗てんかん作用を有する.
●吸収・分布・代謝・排泄:腸管からの吸収は遅く不定で,個人差があり,4〜8時間でピークに達する.血清蛋白との結合率は75%.半減期は服薬開始時には24時間と長いが,2〜3週後,自己酵素誘導が起こり,10〜20時間となる.定常状態に達するのに4〜6日かかる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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