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増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 神経・筋疾患治療薬 抗てんかん薬
アレビアチン(大日本)
著者: 伊藤直樹1
所属機関: 1中村記念病院神経内科
ページ範囲:P.170 - P.171
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●作用機序:治療量ではカルバマゼピンと同様,Naイオンチャンネルの不活性化を延長させる(Naイオンに対する膜透過性の抑制)が,GABA系には作用しないといわれている.
●吸収・分布・代謝・排泄:腸管からの吸収は遅く不定で,個人差があり,3〜12時間でピークに達する.半減期は20〜24時間と長いので,1日1〜2回の服用でよい.定常状態に達するには5〜15日かかる.治療血中濃度は10〜20μg/ml.血清蛋白との結合率は90%で,95%は肝臓で代謝される.代謝産物には抗てんかん作用はない.
●作用機序:治療量ではカルバマゼピンと同様,Naイオンチャンネルの不活性化を延長させる(Naイオンに対する膜透過性の抑制)が,GABA系には作用しないといわれている.
●吸収・分布・代謝・排泄:腸管からの吸収は遅く不定で,個人差があり,3〜12時間でピークに達する.半減期は20〜24時間と長いので,1日1〜2回の服用でよい.定常状態に達するには5〜15日かかる.治療血中濃度は10〜20μg/ml.血清蛋白との結合率は90%で,95%は肝臓で代謝される.代謝産物には抗てんかん作用はない.
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