文献詳細
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
神経・筋疾患治療薬 痙縮・筋緊張治療薬
文献概要
臨床薬理
●作用機序:脊髄のγ運動ニューロン系に作用し,筋紡錘の求心性発射を抑制する1)とともに,脊髄での多シナプス反射を抑制することで筋緊張を緩和させる.また血管に対する作用も知られており,血管平滑筋への直接作用や筋交感神経抑制作用2)で血管を拡張し筋血流量を増加させるほか,脳底動脈拡張作用,椎骨動脈血流量の増加作用があるといわれている.
●作用機序:脊髄のγ運動ニューロン系に作用し,筋紡錘の求心性発射を抑制する1)とともに,脊髄での多シナプス反射を抑制することで筋緊張を緩和させる.また血管に対する作用も知られており,血管平滑筋への直接作用や筋交感神経抑制作用2)で血管を拡張し筋血流量を増加させるほか,脳底動脈拡張作用,椎骨動脈血流量の増加作用があるといわれている.
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