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文献詳細

雑誌文献

medicina33巻12号

1996年11月発行

文献概要

増刊号 Common Drugs 350の投与戦略 呼吸器疾患治療薬 去痰薬

ムコダイン(杏林)

著者: 竹村尚志1 玉置淳1

所属機関: 1東京女子医科大学呼吸器内科

ページ範囲:P.221 - P.221

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臨床薬理
●作用機序:痰の性状を線毛によって輸送されやすい生理的気道液の性状に近づける作用と,気道粘膜における線毛運動を促進し,傷害された線毛を修復する作用を有する1,2)
●吸収・分布・代謝・排泄:健康成人にカルボシステインとして500mg単回経口投与したとき,1.6〜2時間後に最高血中濃度に達し,半減期は約1.5時間である.カルボシステイン1gの単回経口投与では,2〜4時間後の尿中への排泄は未変化体がほとんどであり,72時間後までに95%以上が尿中に排泄される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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